有馬玩具博物館は6階建ての建物の中に複数の楽しみが詰まっています。
6階~4階「展示室フロア」
3階博物館ホテル「HOTEL ALGO」/2階レストラン「SABOR」
1階に「工作教室」/「ミュージアムトイショップALIMALI」/「バルデゴザール」
6F:ドイツの伝統的な工芸と玩具
温かく灯るランタンや伝統的な飾りの中に、生活を営む人々や村の風景、
動物たちなどたくさんの小さな人形が息づいています。
昔から変わらぬ景色の中で作られるこの人形たちは、
200年以上前に生まれた独自のろくろ技術を何世代にも渡って守り作られてきたものです。
いまだ家族で営む小さな工房も多く存在する旧東ドイツ・エルツ地方では
後継者不足の問題などを抱えつつも、世界中にいるファンと彼らの祖先や歴史を大切にしています。
マイスターたちが受け継いできた伝統の技を、
そして、その技をもって彼らが新しくつくるおもちゃを是非ご覧ください。
5F:触って遊ぶ/現代の玩具
シンプルなものにはいろいろな可能性が詰まっています。
色や形、動きや音、シンプルだからこそ不思議に気づいたり、
興味を深め、想像や体験を膨らますことができます。
子どもは「遊び」を通して自分をとりまく世界と触れ合っていきます。
大人になった私たちも、おもちゃを通して改めて何かに出会えるかもしれません。
ヨーロッパを始め世界中の子どもたちに遊ばれているおもちゃです。
プレイコーナーは家族と、友人と、恋人と…皆様でお楽しみいただけます。
4F:オートマタ・からくり人形
仕組みとユーモアのおもちゃ世界には昔から、いろいろな仕掛けを使った道具がありました。
生活のために必要なものや、見て楽しむものなど様々なものがありますが、その殆どはゼンマイやカム、滑車に糸といったシンプルな仕掛けを組み合わせてつくられています。
現代でも様々な機械が発明されていますが、「うごくもの」の仕掛けは古くから変わりません。
それほど完成されたものであるということでしょう。
博物館ではこのシンプルな仕掛けに注目し、ユーモアを与えた「オートマタ」と呼ばれるからくりを多くご紹介しています。
イギリスからブームが起こったオートマタは、今日ではたくさんの作家が作品を発表し、国や世代を超えた様々な人に楽しまれています。
作品に込められた意味を読み解きつつ、仕掛けが絶妙に噛み合わさる様子をお楽しみください。
当館の開館のきっかけとなった加藤裕三・西田明夫、両作家の作品もご覧いただけます。
その他のフロア
3F 館内ホテル
2F レストラン
1F 工作教室
1F ショップ
1F バー